2023年1月に、無料セミナーを開講いたします。

 
 
来年1月に、無料セミナーの機会を4回設定いたしました。
 セミナーは、二十世期初頭にG.I.グルジェフによって提唱された「第四の道」、あるいはグルジェフ・ワークと呼ばれているシステムの概要をご紹介するものです。「第四の道」は、人間に与えられた可能性を理解し開花させるための具体的な方法論として、宗教、哲学、科学などの伝統的な道の優れた側面を統合し、そこで見過ごされている真理の側面を明確に提示するシステムで、建築家のフランクロイド・ライトやピアニストのキース・ジャレットに多大な影響を与えたことでも知られています。
 東京大学在学中にこのシステムと出会い、それからおよそ30年にわたる実践を通じて、生きる上での指針として「第四の道」の信頼性と汎用性を確信しています。精神生活における成果だけでなく、実践的な活動でのパフォーマンスにおいても成果を上げることで、システムの有効性を実証してきました。
 自分自身に関して何かを変えたいと漠然と感じているけれど何をどうやって変えれば良いのかわからないという方、あるいは、これまで一般的に言われている方法で努力を積んできたにも関わらず成果を得られない方にとって、「第四の道」のシステムは現状を変えるきっかけになると期待しています。
 皆様のご参加をお待ちしております。費用は一切かかりません。お申し込みは以下のリンク先からお願いいたします。
 
 
無料セミナー <Part 1> 第四の道とワークの概要

本セミナーは、グルジェフ・ワークとしても知られている「第四の道」のシステムの概要をご紹介する無料セミナーで、全12回(Part 1概要+Part2~7心理学コース+Part 8~12宇宙論・物質論コース)からなるセミナーの第1回目に位置づけられています。無料セミナーを受講し、「第四の道」のシステムを深く学びたいと感じられた皆様には、有料セミナー(心理学コース、宇宙論・物質論コース)をご案内できます。

お気軽にご参加ください。

第四の道/グルジェフ・ワーク 
〜人間に与えられた可能性の理解と実現のための方法論〜

 「私とは何か?」 
 「宇宙における私の存在意義はどこにあるのか?」
 「私はこの生で何を得ることができるのか?」
 「自分自身を知り、自分の可能性を最大限開花させるにはどうすれば良いのか?」

 このような疑問に対し、人類は古来数多くの宗教や哲学的思想を生み出してきました。しかし残念ながら、多くの場合、宗教においては盲目的な信仰、哲学においては現実生活とはかけ離れた極度に理論的な議論に迷い込むことで、自らを真理から遠ざけてしまう結果に終わってしまいます。では、近現代に台頭した科学はどうかというと、生身の感覚と感情を退けた知性に偏った現実認識であり、真理に迫る手段としては全く不完全なものに過ぎません。

 これら伝統的な道の優れた側面を統合し、そこで見過ごされている真理の側面を明確に提示した道が、二十世期初頭にG.I.グルジェフによって提唱された「第四の道」のシステム(思想体系)と言えます。建築家のフランクロイド・ライトやピアニストのキース・ジャレットに多大な影響を与えたシステムとしても知られています。

 「第四の道」は、古代からの神秘学、哲学、それに近代の科学的な視点を含む知識体系で、大きく分けると心理学、宇宙論、物質論から構成されています。システムの理解は、知識の蓄積ではなく、自己観察を基盤とする徹底的な自己研究と、生活の中で遭遇するあらゆる出来事の観察研究の中で深められます。また、日々の暮らしの中で様々なエキササイズに取り組むことで、意識、意志、為す能力などの人間としての根幹的な能力が開発され、その成果は、実際の仕事や日常の場面におけるパフォーマンスの向上として実感できることも大きな特徴です。

 筆者は東京大学在学中にこのシステムと出会い、それからおよそ30年にわたる実践を通じて、生きる上での指針として「第四の道」の信頼性と汎用性を確信しています。精神生活における成果だけでなく、実践的な活動でのパフォーマンスにおいても「第四の道」のシステムは非常に優れたメソッドであり、そのことは、ハープ奏者、作曲家、即興演奏家、看護師/保健師、公衆衛生研究家、持続可能農業実践家、父親、教育者として、これまで取り組んできた活動で成果を上げることで、実証してきました。

「第四の道」では、日常に密着した実践的なワークが不可欠です。また、他者と知識や経験を共有することによって自らの理解と実践力を高めることができるという側面もあります。そのため、書籍からの独学は非常に難しく、適切な指導のもとに組織された互助的なグループの存在がワークの成功の鍵となります。

 このオンラインセミナーでは、1年間にわたる月1回の講義による知識の伝達と日常生活の中で行うエキササイズの提示に加え、隔週で開催されるミーティングで知識の再確認、経験の共有を行い、「第四の道」の概念の基盤を理解し実践しいただけることを目指しています。グルジェフ・ワーク、あるいは「第四の道」は、一般に非常に難解であるとされ、実践に移行する以前に理論の部分で諦めてしまう方が非常に多いのですが、本セミナーでは、予備知識がなくても理解できるプレゼンテーションの形で知識体系を無理のないペースでお伝えし、ミーティングによるフォローアップでワークを生活に定着させることを目指しています。

 自分自身に関して何かを変えたいと漠然と感じているけれど何をどうやって変えれば良いのかわからないという方、あるいは、これまで一般的に言われている方法で努力を積んできたにも関わらず成果を得られない方にとって、「第四の道」のシステムは現状を変えるきっかけとなると期待しています。


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セミナー講師プロフィール
古佐古基史(Motoshi Kosako):ハーピスト、作曲家、即興演奏家、公衆衛生研究家

 愛媛県松山市出身。東京大学医学部保健学科卒業後、1年間の東大付属病院精神神経科に看護士として勤務を経て、1997年に渡米し、それ以来カリフォルニア州在住。近郊の都市から50キロ以上離れた山間部にある15エーカーのファームで、インフラ整備から食料生産まで、自給自足を目指した生活スタイルを実践しながら、音楽制作に取り組んでいる。
3歳からピアノを学び、中高生時代はロックギター、大学入学後はジャズギターでプロのジャズバンドにも参加し、スイングジャーナル誌で「最も注目すべき若手ジャズギターリスト」として評価される。

 1997年に渡米後、独学でハープに転向し、 2002年クラシックハープのCDをリリース。2006年から2010年までストックトンシンフォニー(カリフォルア) 主席ハーピストを務める。

 2007年からは、即興/オリジナル曲の演奏活動に移行し、国際ジャズ・ポップハープコンクールにおいてペダルハープ部門で入賞(準優勝)。2008年、オリジナル・ジャズアルバム “Naked Wonder”のリリースを皮切りに、作曲家、即興演奏家として世界のトッププレイヤーとの共演活動を始め、2012年までに17枚のアルバムをリリース。米国ハープ専門雑誌”Harp Column”にも特集記事が取り上げられ、国際的なハープ関連のフェスティバルやカンファレンスの常連として演奏とワークショップを提供。また故郷の愛媛では、文化活動への貢献が評価を受け、2017年にテレビ愛媛賞を受賞。

 2009年より職域・地域を対象にした予防・健康増進の統合医療的プログラムを研究するトータルヘルス研究会に参加し、医学雑誌への論文投稿、学会での発表にも取り組む。

 1994年に「第四の道」の組織的ワークに参加して以来現在に至るまで、内的な能力開発に取り組むとともに全ての外的活動においても第四の道のシステムを実践している。システムの方法論の有効性を実証するために独学でハープを学び、7年目にプロのオーケストラの主席ハープ奏者となり、8年目には国際コンクールで入賞するという実績をあげた。現代科学の知見や各種の哲学や宗教の視点も取り入れながら、第四の道のシステムの研究を続けている。

2023年プログラム概要
無料セミナー(約3時間のオンライン講義/質疑応答)
Part 1:第四の道とワークの概要
日程
●1月7日(土)10:00am〜 <U.S. 1月6日(金)5:00pm〜>
●1月14日(土)10:00am〜 <U.S. 1月14日(金)5:00pm〜>
●1月21日(土)10:00am〜 <U.S. 1月21日(金)5:00pm〜>
●1月28日(土)10:00am〜 <U.S. 1月28日(金)5:00pm〜>

有料セミナー1:「自己変革のための心理学コース」
 全6回の月1回のオンライン講義(2−3時間)と月1回のフォローアップ・ミーティングでの質疑応答と意見交換。オンライン・ライブ参加権、アーカイブ閲覧権、ラインでのグループチャット。
2月 Part 2:第四の道の心理学
3月 Part 3:自己開発と意識の進化
4月 Part 4:知識・存在・理解 自己想起
5月 Part 5:意識の進化を妨げる障害
6月 Part 6:センター
7月 Part 7:ボディータイプ

有料セミナー2:「宇宙論・物質論コース」
「自己変革のための心理学コース」修了者対象。
 全5回の月1回のオンライン講義(2−3時間)と月1回のフォローアップ・ミーティングでの質疑応答と意見交換。オンライン・ライブ参加権、アーカイブ閲覧権。
8月  Part 8:宇宙論概要
9月  Part 9:三の法則、七の法則
10月 Part 10:物質論
11月 Part 11:食物論、エニアグラム
12月 Part 12:スクール
 

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