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日本国憲法を考える(1) 「日本国憲法前文の理想と現実」 

(戦争について考える機会の多い8月。ブログにて、戦争に関する投稿をシリーズで挙げています。)

 

 日本において戦争と平和に関しての議論が行われると、必ず日本国憲法第9条について激しい意見の対立が起こります。9条を改正すべきという主張をしたら右翼、9条こそが日本の平和の拠り所になっていると主張したら左翼という具合に、9条へに対する意見によって極端なイデオロギーのレッテル貼りをされかねない議題で、この投稿で友人を失いかねないという危険すらあります。しかし、憲法改正の論議が高まる中で、一国民として憲法全文を読んでみての感想を整理してみたいと思います。ここでの感想とは全く異なる見解の方がより一般的かもしれませんが、そうやって異なる見解を持ち、お互いの意見を表明し、いろんな考えをテーブルに出した上で、総合的に物事を判断できることこそが自由民主主義の大切なところだと思います。もし日本国憲法を読んだことのない方は、これを機会に自ら読んでみて、自分なりの考察を深めていただくきっかけにしていただければ幸いです。

 

 全文を読んでみた上で、やはり普段からよく議論の的となる前文と第9条に関して考察をしてみたいと思います。

 

前文より…

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戦争回避のためにやれることはあるのか?(後半) 

戦争回避のためにやれることはあるのか?(後半)

(終戦の日を迎える8月。戦争に関する文章をシリーズで掲載しています。)

 

 ほとんどの国民が、自国が戦争に参加することを、馬鹿げたこと、不毛なこと、非人間的なこと、どんなことをしてでも避けるべきこと、と感じるにも関わらず、国家は時として戦争へと道を進んでしまうのはなぜでしょう?

 

 一般庶民としては、「バカな政治家や官僚、利己的で欲深い金持ちのせいで、自分達のような善良な庶民までも戦争に巻き込まれてしまう」という犠牲者意識を持ってしまうのですが、独裁制、民主主義、共産主義、社会主義、王制など、どのような体制の国家においても、戦争へと進んでしまった事例があることを考えると、戦争の責任を、単に国家体制、時の指導者や富裕層にのみあると考えることは、間違いだと思われます。

 

 プラトンの国家論は、「国家の性質というものは、それを構成する国民の性質を反映する」という前提で展開されています。国家は、それを構成する一人一人の国民があってこそ成り立つもので、人体が一つ一つの細胞があってはじめて成り立っているのと同じ状況です。細胞一つ一つに共有されている遺伝情報が、人体/人間としての…

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戦争回避のためにやれることはあるのか?(前半) 

戦争回避のためにやれることはあるのか?(前半)

(終戦の日を迎える8月。戦争に関する文章をシリーズで掲載しています。)

 

 北朝鮮情勢、米中対立、中国の国境で起こる領有権をめぐる問題など、世界各地で戦争に繋がってもおかしくない緊張が続いています。

 

 それにしても、戦争とは一体なんなのでしょう?

 

 ほとんどの人類が戦争を望んでいないにも関わらず、有史以来、人類はこれまで戦争を続けてきました。そして、文明が進歩(?)するに従い、武器の威力は強化され、戦争の規模は拡大し、ついには人類を含む地上の生命体の多くを絶滅させてしまうほどの大量の武器を抱え込み、引き金に指をかけて睨み合っているという状態になってしまいました。

 

 戦争は、殺戮、暴力、資源の膨大な浪費、文化の破壊など、非人道的で野蛮な行為であるために、議論の余地もなく「戦争はダメだ!どんな理由でも戦争は絶対にいけない!」のひとことで片付けられてしまいます。そのため、戦争が起こるプロセスや根っこの原因について冷静に考える機会は、案外と少ないと感じます。

 

 敗戦後の日本では特に、戦争のことを冷静に話すことは難しかったと思います。自分が生まれ育った昭和40年代以降にお…

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退役軍人の義父から聞いた話 

(終戦の日を迎える8月。戦争に関する文章をシリーズで掲載しています。)

 かつての敵国、アメリカに暮らして23年。アメリカ人の妻の家族や親戚、友人、隣人、音楽仲間やクライアント、ファンの皆さんなどの中には、大東亜戦争で日本と戦った軍人の家族、退役軍人、在日米軍に従軍していた軍人とその家族なども少なからずおりますが、彼らとの間で75年前に終わった戦争のことがしこりとなって現在の信頼関係が悪影響を受けるという経験をしたことはありません。むしろ、カリフォルニアで出会うアメリカ人のほとんどは、日本文化と日本人に対する尊敬や好印象をもってくれているようです。

 昭和46年生まれの世代は、いわゆる自虐史観を教育されていて、周囲の大人たちやメディアからもそれを強化する方向での影響を受けて育ちましたから、アメリカに移住した初期には外人コンプレックスを持っていて、アメリカで日本人が頑張ると嫌がられるか、たとえ評価されても「日本人のくせに、なかなかやるじゃないか」と言われるものだと思っていました。しかし実際には、様々な人種の中でも日本人は勤勉で特に能力が高いと思われているようで、2007年にオーケストラのオーディションに合格した…

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今日8月2日はハープの日。夜9時からYouTubeプレミアにてオンライン・コンサートします! 

本日日本時間の21時より、YouTubeプレミア・コンサート。録画したコンサート・プログラムを期間限定で公開します。
古佐小も、カリフォルニアの朝5時からライブチャットにて参加します。今回は、前回よりも1曲ふやした45分ほどのプログラムを、ライブと同じ緊張感で修正/編集なしでお届けします。お楽しみに!

 

 

人生50年の終活 

 数年前、自分と同年代の知り合いのご夫婦が、悲惨な銃撃事件で亡くなりました。

 ご家族からお葬式でのハープ演奏を頼まれ、その帰り道に、妻から「あなた、自分のお葬式では、どんなことを話してもらいたい?」と尋ねられ、とっさに「話はなくていいから、みんなをファームに招待して、そこでパーティーしてもらいたい。」と答えました。理想の環境を目指して自らの手で開拓している自宅ファームで時間を過ごしてもらえれば、自分がどのような人間であったのか、何を目指して生きていたのかは自ずと明らかになると思えたからです。しかし、よく考えてみると、みなさんにファームに来ていただくために、自分が死んでいる必要はなくて、生きている古佐小がみなさんを招待し、料理を振る舞い、生演奏を提供して、一緒に楽しんでも良いわけです。
 
 この何気ない妻との会話をきっかけに、ファーム体験や宿泊など、ファームでのイベントを提供できる環境整備のために、一層の時間と労力を投資してきました。今年は数え年で50歳。いつ死んでもおかしくない区切りの年齢になり、音楽家としても悔いのない活動をしていこうと決意した矢先のコロナ騒ぎで、ファーム体験宿泊も、音楽活動も凍結状態にな…

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朗読の新作、YouTubeにて。猫好きにはおすすめ! 

ぴおちゃんねるより、朗読の新作です。「待ってくれていた猫」短編で、ほっこりするお話。
音響効果もラジオドラマっぽく凝ってみました。猫好きなので、自然と力が入った作品です。

【ぴおちゃんねる公開動画情報】
以前第2弾「桜と最後の嘘」で登場人物「彼女」役で出ていただいた宮松ぼたん(慣れないw)さんに今回は語りとして出演いただきました。
 3年間新国立研修所で修行してきた姿を何度か舞台で観てきたので、坊主頭から随分成長したなと(髪だけじゃなく)感じております。

どうやら来月あたりに早速舞台をやるらしいので、彼女のページでチェックしてみてください。

Reading 008「待っていてくれた猫」
<Cast>
朗読:宮松ぼたん(島田恵莉)
演奏:古佐小基史
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Readingコンテンツ第8弾
小学生の頃大好きで可愛がっていた猫の突然の死。
それから十数年、社会人になった彼女は帰り道に不思議な体験をする。

 

 

 

 

命をいただくこと(前半) 

 

ぴおちゃんねるでのファームVlogの特別版として、命をいただくことをテーマにしたビデオをリリースしました。ファームで育てたニワトリを屠殺〜精肉するプロセスを紹介します。前半では、具体的な手順を現場で撮影したビデオでご覧いただきます。来週以降にリリースされる後半は、子供に屠殺〜精肉を教える様子をご紹介します。食育にご興味のある方には、ぜひご家族でご覧いただきたいと思います。

 

 

便利さの代償 

 一昔前は、「音楽を聴きたいなあ」と思ったら、アンプの入力をフォノに切り替え、LPを盤面に直接指で触れないように注意深くジャケットから出してターンテーブルに乗せて、盤面を引っ掻かないように針をそ〜と落とし、20数分ごとにA面からB面にひっくり返さなくてはいけませんでした。その上、ちょっとホコリが付くとパチパチ雑音が入るし、ひどい時には針飛びをするので、ホワイトボードのマーカー消しみたいなホコリ取りの道具で定期的に盤面を掃除する必要もありました。針の交換やクリーニングも定期的に行う必要がありましたから、何かとメンテも大変でした。カセットテープはレコードよりは手軽でしたが、それでも赤のヘッドクリーナー液と青のローラーのクリーニング液を使って定期的に掃除をする必要がありましたし、古いカセットを再生すると、せっかくきれいにしたヘッドやローラーがすぐに汚れてしまう。磁化したヘッドから磁気をとるイレーサーなるテープ型のツールもありました。テープがローラーに巻き込まれる危険もあり、巻き込まれたテープを傷めないように取り出したつもりでも、再生すると音がクショクショとなってしまうし、そういう部分は再び巻き込まれる可能性も高…

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