(連載)田舎暮らしのための意識改革ー(10/最終回)雅(みやび)から雛(ひなび)風流へ 

 長い連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。今回で田舎暮らしのための意識改革シリーズも最終回です。

 

 田舎では、音楽演奏会や演劇、ダンス、絵画や写真の展覧会、講演会、洗練された飲食店での外食などの文化的なアクティビティに触れる機会は、都会に比べると非常に少なくなります。おそらく、自然に近い田舎での生活に概ね満足していても、文化活動が少ないということに関しては不足を感じる方も多いと思います。

 都会では日常的に接することのできるような文化的な経験を、田舎での生活で期待することは難しいのですが、田舎には田舎ならではの風流があります。ただ、それは、それを見出そうとする少しばかりの努力と、それを生活の中に取り入れる少しばかりの工夫が必要です。古来、日本人は、雅(みやび)と鄙び(ひなび)の両方にそれぞれの美を見出す心を持っています。田舎では、雅を期待することは難しくても、鄙びの風流を楽しむ機会は多くあります。

 例えば、ここでは美しい劇場で素晴らしい歌手とオーケストラによるオペラを観劇する機会はありませんが、馬の水桶を改造した風呂桶にお湯を張って、満点の星空を見上げながら露天の風呂に浸かり、ビールを片手に虫…

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田舎での自給自足ビデオー10 

(連載)「田舎暮らしのための意識改革」の参考ビデオとして、ぴおちゃんねるのファームVlogを天才しておきます。

 

 

 

(連載)田舎暮らしのための意識改革ー(9)自然と文明の乖離ではなく健全な融合 

 都会から田舎への移住を選択される方は、おそらく環境問題などの現代社会の様々な問題への意識が高く、中には現代文明の否定という動機から、全てを自給自足するハードコアなサバイバルをしながら、自然への回帰を目指す方もいらっしゃいます。確かに、そのような生き方もあるとは思いますが、最初の一歩のハードルがあまりにも高く、また、それを続けるためには、非常な覚悟と並外れた体力と精神力が必要となりますので、一般人がモデルとすべきライフスタイルとはなり得ません。

 田舎での生活では、テクノロジー社会への反発を動機として行動をするのではなく、むしろ、先端的なテクノロジー、どのような物品でも宅配で手に入れることができる高度な流通システム、インターネットによる情報通信網、交通機関の発達で数時間以内には都市部に出ていけるという便利さなどを選択的に賢く活用しながら、自然と文明の健全な融合を試みることで、よりバランスのとれた生産性の高い生活を送ることができます。

  そもそも、先進国に暮らしている場合、現代文明から離脱して生活することなどは、ほとんど不可能です。古佐小ファームでは、水、食料、エネルギー、インフラ整備とメンテナンスなど、多岐…

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田舎での自給自足ビデオー9 

(連載)「田舎暮らしのための意識改革」の参考資料として、ぴおちゃんねるよりFarm Vlogを掲載しております。お楽しみください。

 

(連載)田舎暮らしのための意識改革ー(8)時計ではなく自然に沿った生活リズム 

 都会の生活では、季節による日照時間や温度の差異は、電灯とエアコンなどのテクノロジーによって均一化されているため、年間を通じて生活のペースをほとんど変えないまま、時計を基準として毎日のスケジュールが組み立てられています。

 社会全体の生産効率を考えると、このように、全ての基準を時計に集約し、年間を通じて同じペースで働くことが合理的です。特に、農林水産業などの季節の変化とともに仕事の内容が著しく変化する第一次産業に従事する人口比率が低い先進国型の社会においては、季節による変動を社会全体に反映させる必要性は小さいですから、この傾向は強化されることでしょう。
 
 しかし、普通の動物は、自然の流れの中で、それに合わせて活動リズムを変化させつつ生きていますから、人工的な時計とカレンダーに従って生きている人類は、生命体としては体に多少の無理をさせつつ生活しています。田舎で長年暮らしていると、それが現代人のストレスや健康不良の一因となっているのではないかと感じられます。

 都会では、「夜、あまりよく眠れない」とおっしゃる方によく出会いますが、それも無理からぬことだと思います。都会の夜は、屋外でも本が読めるほど明るく、家の中も…

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メリークリスマス! 

近代看護の生みの親と言われているフローレンス・ナイチンゲールは、こんなことを言ったそうです。   「今年で30歳になる。 キリストが伝道を始めた歳だ。 もはや子供っぽいことは終わり。 無駄なことも、恋も、結婚も。」   30歳にしてキリストを目指した人生。クリスチャンとしてこの上ない高い目標を設定したからこそ、多くの偉業を成し遂げ、死後数百年にわたって人類に影響を与え続けているのでしょう。   コロナ、アメリカ大統領選挙、国際的な覇権争いの渦が地球規模で社会を揺れ動かしている中、ちっぽけな自分にきることなど何もないように感じられ、ともすると絶望的になりがちです。 しかし、ガンジーはこのように言っています。   「あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。」   世界は一人一人の集まりですから、世界に変化を期待するのであれば、まずは自分自身が変化しなくてはならない。言われてみれば当たり前の話です。   せめて今日1日は、キリストを想い、平穏な心を愛と感謝で満たして過ごしたい。

アメリカ大統領選挙で実感するネット時代の情報収集の難しさ 

 現在も決着のつかないまま進行中のアメリカ大統領選挙。おそらく多くの皆さんは、一体何がどうなっていて、どこに真実と正義があるのかわからないという印象を持っていらっしゃると思います。アメリカで現地の報道をフォローしていても、その感覚は同じです。  アメリカのテレビ、新聞などの既存メディアは、堂々と民主党寄り、共和党寄りという立場を明確にした上でバイアスをかけて報道していますから、1つのチャンネルだけ見ていても真実はわかりません。しかし、一般人はお気に入りの局のニュースだけを見ることが多く、しかもテレビは受動的に情報を受け取る媒体ですので、見ているうちに何となくその放送局の意見に感化されてしまいます。  それに対し、ネットでの情報収集は能動的に行われます。能動的であれば、もっと幅広く中立的な意見を拾えそうな気もするのですが、案外とそうでもありません。そもそも社会現象に興味を抱いて情報を能動的に探す場合には、その事案に関してそれなりに感情的になっていますから、情報に対して冷静で公正な判断をすることが難しくなっています。その上、ネットでは、アルゴリズムによって自分の好きな意見、同意している見解が見つかりやすくな…

田舎での自給自足ビデオー8 

「(連載)田舎暮らしのための意識改革」シリーズの参考資料として、ぴおちゃんねるで掲載しているビデオを紹介しています。

 

 

 

(連載)田舎暮らしのための意識改革ー(7)自分自身を知る 

 都会生活に見切りをつけて田舎に移住する場合、注意しなくてはならない落とし穴は、住む場所を田舎に移すというだけでは、都会で感じていた欲求不満や憤懣が解消されない、ということです。おそらく、多くの方が「自分が都会の生活には合っていない」あるいは、「都会生活で経験する人間関係や生活上の制約などにうまく適応できない」という強い自己認識を経験し、田舎に住んでみようという決断に至るのだと思います。これは、自己知においては、大きな一歩ではあり、都会を離れるにあたっては非常に大きな努力をすることになりますが、これはほんの入り口にすぎません。移住すること自体に満足せずに、これまでの人生で知らず知らずに形成されてきた人格や反射的な思考パターン、これまでの生活環境で身についてしまっている行動パターンや習慣を知り、それらが自己の本質と乖離しているのか、あるいは近いものなのかを判断して、それらをできるだけ本質に沿うものへと自己改革する必要もあります。そうしないと、結局、都会でも不満を感じ、かといって田舎の生活もやっぱり物足りないということになってしまい、場所は変えてみたけれど、全く期待はずれだったということになりかねません。

 都…

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田舎での自給自足ビデオー7 

(連載)「田舎暮らしのための意識改革」の参考資料として、ぴおちゃんえるで公開しているファームVlogをご紹介しております。今回は、自宅で育てた鶏をしめて精肉する様子をご覧ください。

 

 

 

 

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CAMCELLED : Jazz Harpist Motoshi Kosako with Veridian Strings Quartet-

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Jazz harpist / composer Motoshi Kosako and Veridian Strings Quartet present a unique and varied program of Jazz-influenced and classical crossover works! From spicy arrangements of The Penguin, a Scott Raymond favorite, an original from Jeremy Cohen, to Harp Improvisations and 5 original works by Motoshi for Harp and String Quartet! 

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